一部で話題になっているWebサービス「みらい翻訳」。
Google翻訳と比べ、翻訳文が自然で読みやすいと評判です。筆者も早速試してみましたが、確かに賢い。無料お試しでは2,000文字までという制約はありますが、Google翻訳ではうまく翻訳できない部分をピンポイントで再翻訳するみたいな使い方でも十分に実用的と思いますよ。
ただこのお試し翻訳のページ、MacのVoiceover環境だとちょっと問題があるのです。翻訳を実行する際、まず原文と訳文の言語を指定しなければならないのですが、これを指定するポップアップメニューがVoiceoverではうまく操作できないんですね。
ポップアップメニューをVO+スペースで操作しても選択肢が読み上げられない。iOSのSafariならうまくいくのになあ。
このメニュー項目にVoiceoverカーソルを合わせると「原文言語 メニューポップアップ コンボ・ボックス」と読み上げられます。つまりメニューとコンボボックスが同居している状態? 確かにVO+スペースで操作すると文字入力状態になるので、MacのVoiceoverではコンボボックスと判断されメニューが操作できないのかもしれません。Webローターで「テキストフィールド」を選びジャンプすると見事にフォーカスが当たるしね。まあこのあたりは知見が乏しいので想像ですが。
さらに想像すると、マウス操作とキーボード操作で挙動を分けるように設計してあるのかな? でもVoiceoverのマウスクリック機能で操作してみてもダメだったのでよくわかりません。
とにかく、コンボボックスとしてしか操作できないなら、それ相応の手段を見つけなければなりません。色々試したところ、「原文言語」のコンボボックスに、漢字で「英語」と入力しReturnを押すと、原文言語に「英語」、そして訳文言語には自動的に「日本語」が設定されることがわかりました。
設定できるのは「英語」「日本語」「中国語」。原文言語に「英語」「中国語」を設定すると訳文言語は自動セットされるようです。なお言語を入力する途中、いちいち「No result found」としつこく読み上げますが、ひるまずに入力するのがコツです。
これで「翻訳」ボタンが操作可能になり、お試し翻訳サービスが利用できるようになります。あ、書き忘れましたがこれはSafariでの挙動です。macOSバージョンは10.14.4。
なお現時点でChromeではセットされた言語設定をVoiceoverで読み上げませんが、「翻訳」ボタンが操作可能になっていれば翻訳はちゃんと機能します。
以上、覚え書きメモでした。
次世代の翻訳の世界をMacでもぜひ体験してみてください。
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